VRC_SceneResetPosition
オブジェクトを指定位置に移動するスクリプト。
VRC_ObjectSync の TeleportTo RPC が同様の機能を持つ。Legacy Components に分類されているが、VRC_ObjectSync が不具合のために都合が悪い場合に利用される。
仕様
正確には位置(Position)だけではなく、それを含む Transform 全体を変更する。(位置 Position、回転 Rotation、拡縮 Scale を扱う。以下記述を平易するためこれら変更を「移動」と書く)
- 移動したいオブジェクトに VRC_SceneResetPosition を追加する
- Target に、移動したい先のオブジェクトを指定する
- Target を None にしておくと、オブジェクトの開始時の Transform が使われる。つまり元の位置に戻せる。
- ResetPosition 関数を実行するとオブジェクトが移動する
- ResetPosition 関数は RPC ではないので、アニメーションイベントか、 uGUI イベントを使い実行する。(uGUIイベントの実行方法は uGUI を参照)
- RemoveVelocity が Trueの場合、移動時にオブジェクトの速度がゼロになる。
(Target が None の時に「元の位置に戻る」のがコンポーネント名の由来だろう。実態としては指定したオブジェクトの Transform をコピーするものなので「Reset」という名称は不適当になっている)
資料
- 使用サンプル
https://www.dropbox.com/s/mzo1hi9du2f0ygi/SceneResetPositionSample.unitypackage?dl=0
(@dadenCKEP)
- 設定手順の解説
https://youtu.be/VnlFv9mPUg0
- 手から離れると5秒後に元の位置に戻る応用サンプル
https://www.dropbox.com/s/vnwp86laksv89cd/TimerPropResetter.unitypackage?dl=0
(@dadenCKEP)
- 現在(2018/9/10)公式ドキュメントに記載されなくなっている。 https://vrchat.canny.io/bug-reports/p/vrcsceneresetposition-should-not-be-remvoed-from-document-yet
カテゴリ・タグ: カテゴリ-(U/L)Components
- 最終更新:2018-09-10 06:31:43